超・小顔 CK1でクインシュタイン

act 2ファーストアフロと同時期に材料をそろえておきながら、
なぜか手付かずだったクインシュタイン32歳、オンナ・・・・
実に3年の長きにわたって引き出しの中に眠っていました。
それはなぜか!!

え〜、この博士に使いました「CK1」って言うヘッドはすごーく特徴があって難しいんです。(・・と思う)
キュッとあごが細い面長な小顔、大きな耳、微笑むように軽く開いた唇、
しかも鼻の穴が作ってあるほどの超・リアル系。
ドールサイトで有名人形作家さんが作った美しいCK1人形を見てから
「いつか私も!!」って鼻息だけは荒かったけど、どーにもこーにもやる気がおきない。
バルキャラだったら博士だろう、って材料だけはしっかり揃えてたんですけどねえ。
時々引き出しから出しては「はぁ〜」ってため息つくだけで終わってました。

で、そんなこんなの2005年8月。
今回も博士をすっ飛ばしてガットラー人形を作るつもりで、「やるか」と思ったのもつかの間、
あまりの困難さ(ガットラー人形はフル植毛しないと作れない)に嫌気が差し
ちょっくら博士でもやってみるか!とはじめてみたらトントン拍子で出来てしまったんです〜
ヘッド ノアドローム CK1
デカール ノアドローム NO10
ボディ ノアドロームミリー(白肌)
両サイドをねじったまま流して
バックの髪と一緒にテグスで固定。
残った髪はメンテ重視で長いまま。
豪華本持ってる方はご存知でしょうが、博士ってものすごく背が高いんです。
ジェミー(162cm) アフロ(163cm ←意外に小さい)より大きいのはもちろんの事、
雷太(172cm)マリン(175cm)よりも高い183センチ!!
デカ!
博士より大きいキャラって長官(185センチ)とガットラー(190cm)しかいないんだから驚き〜
(ちなみにオリバーは博士と同じ183cm)

お人形のボディって胸の大きさや肌の色など、多種多様にあるものの、
身長に関しては各メーカー大差ないんです。
これは市販の洋服に広く対応させるためで、ある意味仕方ない。
男より背の高い女人形なんてありえないんです。
どうしても、って言うんだったら自分で足を長くするしかないんですが、まあそこまではやる気がない。
仕方がないので女性用ボディの中では(多分)一番背が高い、ノアドロームのミリーをチョイスしてみました。



とりあえず女性陣の中では一番ののっぽさん。
マリンと同じくらいの身長です。

ミリーは試作品アフロでも使ったのですが硬い感じが好きになれずに、
ほんちゃんではあえなく却下。
(ひざが四角いのも嫌だった)
聞いた話では外人(つーか西洋人)の体つきをモデルにしているそうで、
それ聞いた時はなんとなく納得しました。
なるほどね。
ところが今回、その外人っぽさが吉と出たんだからわかんないっすね〜

これは私の勝手なイメージなんですけどマリンやアフロが国籍不明なのに対して
博士ってバリバリ外人(西洋人)じゃないですか?
まあ、マリン達はSー1星人(もともと国籍不明)だから比較になんないんだけど
メインキャラを実在の俳優さんに当てはめてみると他のキャラは日本人
(つーかアジア系)でもOKだけど
博士は外人じゃないと違うでしょ みたいな〜?

身長だけでミリーを選んでみたのですが、体つきとヘッドの形、髪の色とどんぴしゃ!!
作っていくほど、どんどんイメージに近づいてきて楽しく作業できました。
特別、凝ったこともしなかったし服もわりと簡単。
なんだよ、もっと早く作れば良かったにょ〜

とは言えCK1を使いこなせたか・・・はダメダメっす。
やっぱり初心者には格上ヘッドだっちゅーのを今更ながら確認してしまいました。
目はデカールなんで良いとして、唇が難しいんですよ〜
すごくリアルに作られてるからごまかしがきかない。
ちょっとでも失敗するとそこだけすごく目立っちゃうんです!
せっかく薄く唇を開いた形に出来てるんだから歯を見せたような、
軽く微笑んでる風の唇にしたかったんですが無理でした。
色ももっと濃くしたかったyo〜
博士って立ってるか、コンピューターに向かってるかで、(アクションしてるイメージがなくて)ポーズが付けにくい。
なのでこんな写真も撮ってみました☆
博士 「マリン、あなたにパルサバーンの操縦を依頼します。」
マリン 「ええっ!」
 
こんなところ(屋外)で!?とは言わずに・・・笑
ヘルメットもBFS仕様になってないし 
「博士のアクションと言えば29話があるじゃない」とお嘆きのあなた!
うんうん、博士って言えば29話だよね。
でも29話の(おいしいシーンの)博士って髪を下ろしてるじゃないですか!
29話を再現するためにいちいち髪型を変えるのは大変なんですよ。
そんな時は新しく作る!!それしかないっす。
と言うわけで次回は「今夜1時 部屋の鍵は開いている博士」登場です。

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(2005年11月)