軍帽ヘッド&目を閉じたアフロ様 カスタム編
これが植毛済みヘッド。 あらかじめドールヘアーを植えた状態で売っていて、横分けと真ん中分けがあります。 私は最初にカスタムする時に使ったノアドローム製品を愛用してますが 他社でもたくさんの種類が出てます。 ファーストアフロ様はこのまま何も考えずに染めてしまったのですが この状態からボンドパックで顔を保護しながら染めたらどうだろう・・と。 頭皮は染まっちゃうだろうけど、帽子かぶっちゃう予定ですからね☆ |
||||
染めてる最中の写真がなくてスンマソ〜 染めが終わって水洗い(色止め含む)した状態がコレ。 鍋から出した直後はボンド部分がもんのすごい色に染まってますが すぐに洗えば大丈夫。 染料は前と同じ、 「桂屋ファイングッズ(株)」の「コールダイオール/ナイルグリーン」 染め液の温度が高く、染め粉の量が多いほど早く、濃く染まるので テキトーに様子を見ながら染めていきます。 色止めで同社の「液状ミカノール」も併せて使いました。 水洗いと色止めをきちんとしておかないと 乾いた後も染料の粉が落ちてきたりして色移りの原因になってしまうので とにかく丁寧に、念入りにやります。 このままの状態で乾かすとボンドについた色水が触媒になって ヘッド(顔)が染まってしまうのですぐにはがします。 洗ってすぐの濡れた状態だとボンドが切れたりよれたりして ヘッドに残ってしまうので(これも色移りの原因になります) タオルドライしてからの方が一度ではがれます。 ・・・今回、2つ同時に作りましたでしょ・・・・ ここで時間かかっちゃって 2体目のパックをはがすのが遅くなっちゃったんです。 そしたらあっという間に色移り〜〜〜〜〜〜〜 あちゃーーーー☆ とにかく早く拭いて早くはがす!! 染めは最重要過程なんで慎重に!!!!!!!! 次回への教訓となりました・・・・涙 |
||||
んで、こちら、綺麗に染まった方の写真です。 上手くいくか不安だったのですが 2つのうち一つ、上手くいきゃー上等でしょう。 つか、すごいじゃん、ボンドパック! コツが分かればアフロ様、量産も夢じゃない!? 初めてボンドパックをした時は量の加減が分らなくてかなり厚塗りしたのですが 今回は普通量?を使用。 重ね塗りはしませんでした。 とにかくボンドがきちんと塗ってさえあれば色移りは防げるようです。 爪楊枝を使って塗るとやりやすいですよ。 あと気をつけるとしたらボンドを塗る範囲ですかね。 耳の上に一箇所、塗り忘れがあったようで気がつけばそこだけ真緑に・・・ 哀号ーーーーっ ボディとのジョイント部分にも忘れずに塗りましょう。 生え際も要注意。 とにかく色移りが怖くて生え際に押し込むように塗っていったら そこだけは染まらずに地色が残っちゃいました。 生え際、数ミリの髪だけボンドが保護しちゃったんですねー (写真だと分りにくいですが生え際のちょっと明るくなってる部分がそう) 仕方がないのでこの後もう一度染め直しと相成りました。 |
||||
そしたら髪カット・・・ なのですが、アフロ様の場合、髪染めをしていますので、染料がヘアーに馴染むまで数日間は いじらないで休ませます。 (その間、セロハンテープで顔や襟足を保護しておく) 髪カットは基本的に美容師さんが人間の髪をカットしてくのと同じ要領です。 いきなりバスッと切らずに水で濡らしてから房ごとに分けて、内側の髪から切っていきます。 ある程度、コツと慣れが必要なので出来れば不要な人形で練習してからの方がいいと思います。 この時もセロテープでヘッドは保護しておきます。 それからお湯パーマ(熱処理) お湯パーマのテクはドール系サイトに、もっときちんと載ってますので興味のある方はご覧になって下さい。 (前記のノアドロームさんでも「Let's make a doll」の中に載ってます) アフロ様的にはここでも色移り防止のため再度ボンドパック。 次のラップ処理の時も水分が顔に入らないよう(これも色移り防止のため)念入りに。 加熱時間や温度はヘアーの材質やロッドの太さで変わってしまうので少しづつ様子を見ながら・・・ でしょうか。 ノアドロームさんの「Let's make a doll」では「ロッドは乾燥後に外す」とありますが アフロ様的にはこれはやばい。 色移りの危険があるので加熱後、すぐに外した方が無難だと思います。 (しばらくはヘッドをセロハンテープで保護するとなおGOOD) そうすると、どうしてもパーマのかかりが弱い・・つーか、ロッドを外した直後はびんびんに巻いてても 時間の経過と共にウエーブが落ちてきがちなので、その辺も考慮に入れて・・・ですかね。 前髪は顔の印象を左右するので特に難しいですー あ、ここで使用するボディはお湯パーマ専用のボディ(ダメになってもいいものを別に用意) を使ってくださいね。 えーっとこの写真は2体同時に作った時のじゃなくて、(パーマのかかり具合が気に入らなくて) 後から前髪だけやり直した時のものなんです。 写真だとロッドは「爪楊枝3本」にホイル固定ですが 最初は「ストローを短く切ったもの」を輪ゴム固定でやりました。(こっちは写真が残ってない) 目を閉じた美人アフロはやり直しをせずに ストローで巻いただけで綺麗に出来たので、ロッドに何が最適かはちょっとわからない・・・ 髪カットの段階で長めにしておいて(短いと巻きにくい)、巻き具合を見ながら 再度カットするといいかもしれません。 |
ロッドを巻いて |
→ | ラップで固定 |
→ | 加熱 |
---|
お湯パーマ後の軍帽ちゃん
小さい頃、お人形をポニーテールにしたコトのある方なら分かると思いますが
フツーにロングヘアーのお人形さんは人間のように襟足が低くないですよね。
(そのまま結ぶとヘルメット被ったようになっちゃう〜みたいな。)
なので写真のように襟足が綺麗に見えるように増毛しました。
(増毛分の髪はカットした残りを使用)
そりゃ、いいんですが結果的に相当なボリュームが出ちゃいまして、
どう考えても髪が帽子の中に納まらない!
しょーがないんで、今度は(一回ばらして)
頭頂部分の髪を丸く切ってボリュームダウン。
(ザビエルのかっぱハゲというか、落ち武者というか〜)
そんでもかなりの量なんですよね・・・
結んだ根元でばっさり切っちまえば(もっと高さを)抑えられるけど
あんまり短くするとメンテの時に大変だしなー。
まああの設定に無理があるんだからしょうがないとも言いますがぁ〜
髪型が整ったら唇を描いて、ヘッドをボディに挿し込み、デカールを張って出来上がり♪
(唇は今回も100均のマニュキュアを使いました。)
デカール張りはコツっつーか、慣れの部分も多いので不要なデカールで練習してからの方がいいと思います。
張り方なんかはカスタム系のドールサイトに詳しく載ってますので興味のある方はご覧になってください。
複数のサイトさんを比べながら見ていくとなんとなく要領がわかってくると思います。
定着剤(私はボークスの「瞳きれいセット」を使っていますが他にも色々あり)
も併せて使った方が仕上がりがきれいです。
はい、出来上がり♪ BACK |
---|
ども今回、カスタム編といいながら中途半端なページになってしまいました。
色々と笑える写真があったのだが・・・
教訓 データー保存はこまめにとりましょう。
(2005年10月)