DVD3種盛り合わせ
バルディオス ブルーレイは持ってません。
買おうかとも思ったんですが結構良いお値段だし、DVD3セット持ってるからやめました。
今回はそんなDVDコレクションを披露したいと思います。
まあ中身は全部同じなんですが~

まずはコレ!!
2000年12月22日発売のDVD-BOX1
2001年2月23日発売のDVD-BOX2  
もう20年も前なのかー

発売はパイオニアLDCですが変更やら合併やらで現在、社名は変わっているそうです。
普段見るDVDはこれで、Pioneeroのロゴが立ち上がるのが嬉しい。
若いころパイオニアのオーディオとかカーステとか憧れた物ですよ。

ボックスアートはどちらも描き下ろしでBOX1は大張正巳さん BOXー2は上條修さん、
カッチョイイ~!
上條さんの方は劇バルのラストシーン再現!
実際の映画でもここは上條さんの作画なんですよね。
マリンの髪 長過ぎじゃね??とか思わないでもないんですが
上條さん描きおろしなだけでご祝儀頂いたも同然!!
有難く頂戴させて頂きまする~

あの頃1話から順に毎日1本ずつ大事に見ていきました。
81年の再放送以来だから20年ぶりに見るバルディオス。
毎日楽しくて嬉しくて、本当に幸せでした。
今も楽しく見てるけどあの頃の新鮮なドキドキは無いかなー
新しく見始める方が羨ましいくらいです。

中身です。
ジャケットアートは佐野弘敏さん描き下ろし。
劇バルは公開時の影山楙倫さん(地球とS-1の背景は荒井寅雄さん)のを流用です。

この佐野さんのイラストが好きじゃなくて~
なのであんまり見ないように出し入れしてます。 
ジャケットアートに詳しくないんですが、ここまで元と違うのも珍しいような・・・
TV、映画共に制作に関っていたわけでもないし
自由に描いてくれ、的な発注だったんですかね??
バルディオスは各話、映画で絵がバラバラなのでどれが正解
つーもの無いので、単に私のイメージに合わないだけかもしれませんが。
裏面含むジャケットデザインは硬質な感じでカッコイイ、色も好きですよ。
 
DVD-BOXの良い所はなんと言ってもこの豪華解説!!
表紙は当時の影山楙倫さんのイラストを使っています。

作品解説や各話紹介、キャラ紹介、設定資料の他
広川和之さん(TV監督 映画演出) 
上條修さん(キャラクターデザイン)
酒井あきよしさん(原作構成 脚本)
首藤剛志さん(脚本)
のインタビューも掲載されています。

私がHPを始めたのはこの豪華解説の広川さんのインタビューを読んだからです。
あの頃、広川さんのお名前でググっても何も出なくて
今でもアニメをやっていらっしゃるのか、とかまったく分からなかったんです。
そこにこの豪華解説!!!!
中学の頃アニメ雑誌や同人誌で読んだのと同じだけの熱を感じました。
不遇な作品だったけど広川さんにとってもバルディオスは大事だったと思っていいのかな・・
だったら私も自分のバルディオス愛をぶつけてみようと思ったんです。

後に広川さんとお会いする機会に恵まれた時この豪華解説についても伺ってみました。
「結構本音でバカスカ言っちゃったけど綺麗にまとめてくれて良かった。
2人組で来て「続編作らないんですか?」なんて聞いてきたから
もしかしたらバルディオスのファンだったのかもしれない」
そうおっしゃってました。

構成・執筆は谷澤光一(BEAN KIDS)さん ぽろり春草(スタジオ春草)さん
デザインは坂井ヒロミ(クールワークス)さん
この豪華解説があるから今の私が居ります。

DVD3組あるのでBOXはお棺に入れてもらおうと思っています。
あの世でもバルディオス~
(残り2組は子供にあげる>でも多分見ない)

こちらは2002年1月~2月に発売された安価版の単体DVDです。
メーカーはBOXと同じパイオニアLDC。

中身はまったく同じなので未開封 普段は袋に入れっぱなしですねー
サイズが大きくなった分 TVのオリジナルのロゴを入れられるようになったのかな?
裏もよくあるデザインと言いつつもTVサントラの影山さんのイラストを全部に入れてて
ファンサービスが嬉しいです。
メイン購買層は当時のファンなんだから「あの頃感」を大事にして欲しいわけですよ。

4巻 6巻はベースの色とバラの赤がダブっちゃってますが
BOXを出す時点では安価版発売は想定外だったのでしょうか。
BOXが売れてて安価版まで出るのがとにかく嬉しかったのを覚えています。

 
そしてこれがイタリア語版。
イタリアにあるYAMATO VIDEOと言うメーカーが出してる単体DVDです。
確かBOXも出てたんじゃないかな?
ひと頃はAmazonやヤフオクでフツーに売ってましたが
ブルーレイが出てからは見かけなくなりました。
国内版より安いので買った方も多いかも?

ジャケットアートが(バルディオスはともかくキャラクターが)
あらら・・と言う気がしないでもないですが海外版なのでいっかなーって。
TVの田中さんのデザイン(1巻は上條さん)に寄せてるのが分かるので
技術云々より、内容に対して敬意が感じられるので全然OK!

リュージョンコードの関係で国内で流通してるプレイヤーでは見れません。
パソコンでは視聴可能、音声切り替えで日本語 イタリア語 両方で視聴可能です。
(イタリア語音声字幕なし イタリア語字音声幕あり 日本語音声字幕ありの3種類。
字幕は全部イタリア語)
日本語音声字幕なしもあれば良かったんですけど、イタリアの商品だからしょうがない。
イタリア語版はYouTubeに落ちてたりするのでご覧になった方も多いかも。

パイオニア(日本)のDVDはメニューから各話OP、Aパート、Bパート、EDと細かく選んで見れるんですが イタリア版は各話ごとしか選べばないので「ここだけ確認」みたいな時は使いにくいです。
フツーに本編みるだけなら問題ないんですけどね。

バルディオスって海外 特にヨーロッパ圏 中でもイタリアですごく人気があるそうです。
このYAMATO VIDEOさんは歴史のある会社のようで過去に本国、日本でも出していない
バルディオスのVHSビデオ(TV 映画共に)を商品化していました。
それくらいマーケットがあったんですね。

そんなファン層を反映してか、日本版にはないgalleryページに設定のテキストとビジュアル、
映画の美術設定、映画化の際の各種グッズ、イラスト等、詰め込みすぎなくらい入ってます。
ビジュアルは豪華本や近代映画社のムック本から転載してるっぽいですね。
キャラ紹介のテキスト、イタリア語なので内容分からないのですが豪華本を参考にしつつ
向こうの方が書き下ろしたっぽいんですが単純に訳したと思えないほど長文ですね。
もしかしてスゲーーーー熱い人が書いてるのかも。

メインキャラ メカ全員そのまま英語表記ですが
なぜか月影だけ名前がJONATHAN BANNISTERになってます。
(カッコ付でTakeshi Tukikageと日本名も載ってるんですが)
向こうの発音で「つきかげたけし」はなんかマズイ意味でもあるのでしょうか

ただ残念な所もあって予告が入ってないですねー
あと各話のエンディングが内容に対応していない。
って言うか全話のエンディング 全て3話のテロップになってしまってます。
ここに関してはちょっとヒドイ、しかもよりによって3話(韓国作画回)
筒井さん、全話の脚本書いたことになってるじゃん、はひー
編集ミス?
でなければイタリアのTV放送の時点で予告なし全話同一テロップなのかもしれません。
海外放送ってこんな感じなのかな?
他が良いだけに残念です。
イタリアのマニアさんは正規の情報にたどり着けるのでしょうか・・・

これ持ってる方は少ないでしょうが
バル・データに全話のテロップ乗せてるので参考にしてください。
まあ、ED記載のテロップも内容と反してる場合も多いのですが・・
 
YAMATO VIDEOさん ミラノに直営店があるらしいですよ。
新婚旅行でミラノも行ったんだけどその頃もあったのかなあ。
あー行きたかった。

オンラインシップではTVシリーズのDVDーBOXも購入可能です。
YAMATO VIDEO

YAMATO VIDEO バルディオスDVD-BOX商品ページ

ここから直販しなくてもamazonで普通に買えますけどね。

DVDのラストに掲載のイタリア語版スタッフをあげときます。
全6巻 全て同じです。

Personaggi Doppiatori italiani

MARINE STEFANO ONOFRI
PRO.REIGAN  MAUO BOSCO 
GATTLER MAURO BOSCO
AFRODIA STEFANIA GIACARELLI
JAMIE CLAUDIA RAZZI
OLIVER GIULANO SANTI
QUINSTEIN CLAUDIA RICATTI
ROY VITTORIO GUERRIERI 
JONE RENZO STACCHI 
LIZZIE  CRISTINA BORASCHI 

EDIZIONE ITALIANA Claudia Raaai 
DOPPIAGGIO ITALIANO  Micky 
DIREZIONE DEL DOPPIAGGIO  Dino De Luca 
c 2007 Yamato S.r.l.perl’edizione italiana

34話中、3回?しか出番のないレイガン博士が毎回登場。
ロイは並び的に雷太??ジョンとリジーって誰??
 
この写真を撮るために
単体DVD開封してしまいました。
上から順に
パイオニアDVDーBOX
パイオニア単体DVD 
YAMATAのDVD
(全て1巻)

比べてみるとイタリア版は華やかで
ラテン系ですね。


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(2022年1月)